美野里中学校区小中一貫教育

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美野里中学校区小中学校（美野里中・竹原小・羽鳥小・堅倉小・納場小）では、令和3年度から、小中一貫教育を推進しております。

今年度は、11の教科・領域（国語、算数・数学、社会、理科、外国語、保健体育、保健・食育、安全教育、生徒指導、特別活動、人権教育）を中心に、4小1中が目標の確認、目標達成のための手立ての検討を行っていくことを目指していきます。

令和7年度小中一貫教育グランドデザイン

目指す生徒像

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〇6月6日（金曜日）には、美野里中学校区小中学校5校の教頭、教務主任の参加の下、小美玉市と合同で小中一貫教育担当者会議を実施し、小美玉市の小中一貫教育推進アドバイザーである、茨城キリスト教大学池内耕作教授より、「発達段階論や教育関係者のWell-being」等について講話をいただき、小中一貫教育推進の方向性を確認しました。

〇8月8日（金曜日）には、美野里中学校区小中学校5校の教科・領域研修会を実施し、各校教科・領域主任等がそれぞれの学校の課題について共有し、今後の対策について話合いを行いました。

＜各教科・領域の主な取組＞

国語科	授業始めに1分程度の音読を実施
算数･数学科	計算力向上100マス計算の実施
理科	安全な観察、実験に関する掲示物（小中共通）を理科室に掲示
社会科	資料の読み取りに特化した授業の実施
外国語科	書く力を付けるために、フォニックスの導入
保健体育科	授業開始時のサーキットトレーニングの導入
保健・食育	朝食摂取の大切さを訴える動画等資料作成・配信
安全教育	安全教育講師講話の共通化
生徒指導	小学校6年生が、12月に中学校見学を実施
特別活動	6年生を対象に、美野里中学校とオンライン交流を実施
人権教育	人権研修（職員）の実施

〇11月27日（木曜日）、美野里中学校区小中学校5校の教頭、教務主任がオンラインにて、中間報告会を実施しました。担当教科・領域について、進捗状況について情報共有し、年度末に向けての課題を再確認する機会となりました。今後、各学校で全職員に伝達し、改善を図っていく予定です。

＜各教科・領域の取組状況＞

国語科	すべての学級で、授業の始まりの音読を推進している。小中での、相互授業参観や教科部会など情報交換の場を多く作っていく。また、小中の年間指導が連続性をもつように改善を図っていく。
算数･数学科	計算力向上と基礎知識の定着を目指し、100マス計算に取り組み、報告をエクセルシートで行い、共有している。また、授業や研修の様子をクラスルームに投稿し、共通理解を図っている。
理科	各校で、学習問題（課題）を疑問形で提示したり、実物を積極的に活用した観察・実験を行ったりしている。また、小中共通の安全な実験・観察についてのポスターを掲示し、児童生徒の安全意識を高めている。
社会科	グラフの数値の変化を取り上げ、変化の様子と関連する事項と照らし合わせて考えさせる授業を行っている。資料を活用するための授業を行う教師の技量を高めるため、地図帳の有効活用法について社会科部員を中心に研修会を行う。
外国語科	5校で授業動画を共有し、授業改善に活用している。また、児童生徒に書く力を付けさせるために、フォニックス（英語の文字と音の関係性を学ぶ学習法）の活用を検討している
保健体育科	各校の体力アップ推進プランに基づき、体力テストで落ち込んでいる体力の向上策を講じている。また、各校の体力向上策で効果的な取組等、クラスルームで共有している。
保健・食育	平日の朝食摂取率90%以上を目標とし、朝食摂取の大切さを訴えた動画等資料を作成して、各校の給食時に児童生徒に見せた。今後も、朝食の大切さを子どもたちや家庭に伝えていく。
安全教育	各校の自転車の乗り方、歩行の仕方、不審者対応などの資料等を5校で共有した。また、道徳・社会・総合的な学習の時間等で、「命の大切さ」や「予想できない災害」について知り、考える時間を設定した。
生徒指導	教務主任や生徒指導主事の会議で、細かな情報交換を行った。また、小学校の生徒指導主事が中学校を見学し、生徒の様子を見たり、関係機関と情報を交換・共有したりした。
特別活動	11月4日～14日に、各校であいさつ運動を実施した。12月には、6年生対象の美野里中の見学会を実施した。今後は、美野里中の紹介DVD作成による小中交流について検討していく。
人権教育	学校だよりやHPなどに、人権に関するものを掲載し、保護者の方や地域へ情報を発信している。また、人権集会やいじめ防止フォーラムを開催し、児童生徒や教職員が学ぶ機会をつくっている。