JFA日本サッカー協会による「夢の教室」を実施しました。

今年の夢先生は，2016年オリンピック（アーティスティックスイミング）銅メダリストの箱山愛香さんでした。

1時間目は体育館で体を使った活動。

クラス全員が手をつないで横一列になり，アシスタントの方の手からボールが離れている間だけ，前進できるというもの。

アシスタントの方の手からボールが離れていない間に動いてしまった場合，つないだ手が離れてしまった場合は，スタートラインに戻らなければなりません。

全員がゴールラインを超えることができれば，子供たちの勝ち。

しかし，なかなかうまくいきません。

途中，夢先生を中心に円陣を組み，作戦タイムです。

「手からボールが離れたら，誰かが『GO!』って言えば？」「走らないで歩いたほうがいいんじゃない？」

たくさんの意見が出てきました。

夢先生から，「いちばんになろうという気持ちも大切。でも『みんなで』やろうという気持ちも大切。」と教えていただきました。

２時間目は教室で夢先生による授業。

なぜアーティスティックスイミングを始めようと思ったのか。

メダリストになるまで，どんな苦難があったのか。

その苦難を乗り越え，自分の支えになったものは何なのか。

子供たちは，夢先生の言葉や思いをすべて受け止めようと，キラキラした目で授業に臨んでいました。

夢先生との2時間が，子供たちに心にどのような変容をもたらしたか。

「今日のこと，一生忘れない。」

子供たちのこの言葉が，すべてを物語っています。

未来につながる大切な２時間になりました。

箱山愛香さん，アシスタント，ディレクターの3名のみなさん，本当にありがとうございました。

「夢の教室」につきましては，学校だよりでも紹介させていただきますので，お楽しみに♪